糖尿病の治療(食事療法・運動療法)
こんにちは、LAICHIです!!
これまで糖尿病について簡単に説明をさせてもらいました。
今回は治療方法の食事療法と運動療法についてお話をさせていただこうと思います。
①食事療法
食事療法は、食事を規則的にし、炭水化物・蛋白質・脂質のバランスをキープしたまま総摂取エネルギーを適正化することが目的です。
・蛋白質や脂質を制限することで肥満が解消されやすくなり、インスリン抵抗性が改善されます。
・炭水化物の制限や、食物繊維の多い食品を摂取することで、肥満の解消やインスリンの必要量が低下し、インスリン分泌機能が改善するということです。
このようにバランスのとれた適切な量の食事を規則的にとると血糖値は改善していきます。
逆に過食やバランスの悪い食事・無理なダイエットはインスリン抵抗性を悪化させ血糖値のコントロールを悪くする原因になってしまいます。
基本的には管理栄養士が食品交換表を用いて、指導をしてくれます。
※食品交換表とは糖尿病の食事療法のために作られたものです。
②運動療法
運動療法は痩せるという目的よりは、食後に運動することによって血糖値を抑える効果や、継続して行うことによってインスリンの感受性がよくやることが目的です。
この運動療法には短期的な効果と長期的な効果があります。
●短期的な効果
食後に運動をすることで筋肉に送られる血液量が増加し、身体の末梢までインスリンが行き渡りやすくなります。
その結果、インスリンが糖を取り込みやすくなり、食後の高血糖が改善されます。
●長期的な効果
継続して運動を行うことで、筋肉量が増加し基礎代謝が増加します。
また脂肪も減少し、インスリンの抵抗性が改善されます。
その結果、インスリンが糖を取り込みやすくなり、血糖値が低下します。
運動療法の種類としては
・有酸素運動⇨散歩やジョギング・水泳などの全身を使う運動
基本的にはこの2つを組み合わせて行ってください。
以上、食事療法と運動療法の簡単な説明でした‼️
この2つはとても大切なことですが、実際に継続することができず挫折してしまう人が多いようです。
日々の心がけが大切ですね!
薬物療法についてもこちらで解説していますので、ご覧ください。